こんにちは!さとまるです!
一眼レフカメラを使用しての子供の写真撮影で、ブレてしまって困っていませんか?
せっかく一眼レフカメラを購入したのに、ブレてしまう・・・
じ~っと、していてくれたら良いのでしょうけど・・・
子供がまだ小さい場合は、ちゃんと言う事を聞いてくれるはずがありません。
でも、可愛い我が子の、この一瞬を逃したくない!!
もしかして、「オート撮影モード」で撮影していませんか?
そういった時は、「シャッタースピード」を主軸とした「マニュアル撮影」に挑戦してみましょう!
手軽なのは「シャッタースピード優先モード」による、半自動マニュアル撮影です。
シャッタースピード優先モードの設定
そもそもシャッタースピードとは?
シャッタースピードとは、シャッターが閉じるまでの時間です。
その時間内の光の量や被写体の動作を写真に納めます。
つまり、シャッタースピードを被写体の動きより速くすると、ブレた写真にはならなくなる理屈です。
シャッタスピード優先モードの設定方法
まずは、撮影モードを変更します。
そして、被写体の動きに合わせて、シャッタースピードの値を増減させて撮影するだけです。
…1/3…1/20…1/125…1/250…1/500…1/2000…
分母が大きくなるほどシャッタースピードは速くなります。
ただし、屋内と屋外、または屋外でも時間帯などで明るさが違うので、
撮影場所の明るさよる使い分けが必要です。
シャッタースピードの使い分け
撮影場所の明るさによる使い分けをする理由は、取り込まれる光の量が違うからです。
暗い場所でも明るい場所と同じようなシャッタースピードにすると、
暗い場所では光の量が少なく、暗い写真になってしまいます。
例えばこのような感じです。
明るい場所 → シャッタースピード 1/250 → ブレない写真
暗い場所 → シャッタースピード 1/250 → ブレた写真
そこで、暗い場所ではシャッタースピードを下記のように比較的遅くする必要があります。
暗い場所 → シャッタースピード 1/60 → ブレない写真
しかし、シャッタースピードが遅すぎると、ブレた写真になってしまいます。
あれ・・・?これでは何の解決にもなっていないな・・・
でも、これには対策があります。
ISO感度の調整
対策としては、「ISO感度」を調整して、明るさを上げることです。
ISO感度とは、電気信号を利用して光の量を増幅させる設定値です。
通常は、オートに設定されていると思います。
オートで撮影した際に、暗い場所であれば例えば「ISO3200」と表示されると思います。
これは、センサーによって自動的に設定されたISO感度の値です。
この値を手動で「ISO4000、ISO5000・・・」などに上げることでブレない明るい写真を撮影することができます。
ただし、値が高くなる程、ザラザラとした質感の写真になってしまうので、注意が必要です。
でも、部屋を暗くしたケーキのロウソクの火消すシーンでも、ISO感度を上げれば、ブレない写真を撮ることも可能になります。
絞り値(F値)の低いレンズを使う
そもそもの話ではありますが、
絞り値(F値)の低いレンズを使うと、暗い場所でシャッタースピードを速くしても、明るい写真が撮りやすくなります。
絞り値(F値)とは?
レンズに内蔵されている光の取り込む量を調整する穴の調整値です。
絞り値(大) → 穴(小) → 取り込まれる光(少)
絞り値(小) → 穴(大) → 取り込まれる光(多)
また、絞り値(F値)の固定のズームレンズを使えば、
ズームしてもF値が固定されているので、暗い場所でも様々な構図の写真が撮影できます。
ただし、F値の低いレンズは値段が高いです。
さとまるの使用しているレンズを紹介します。
ソニー FE 35mm F1.8 [SEL35F18F] ソニー SONY カメラレンズ T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA APS-C用 Vario-Sonnar SAL1680Z [ソニーA(α) /ズームレンズ][SAL1680Z]また、F値固定のズームレンズについて下記の記事で紹介しています。
子供の一眼レフ写真撮影のコツ┃F値固定ズームレンズがおすすめ
オート撮影モードでもシーン設定ができるけれど・・・
オート撮影モードでも、シーンに合わせてシャッタースピードが速く設定されて、
ブレない写真が撮影できることになっています。
しかし、完璧ではないと思いますし、カメラの性能による差があります。
カメラまかせもいいですが、「この一瞬を逃したくない!」と思うのならば、
カメラの撮影力を磨いてできるだけ確実な撮影をしましょう。
まとめ
・シャッタースピードを被写体の動作よりも速くするとブレない
・おすすめは、「シャッタースピード優先モード」
・撮影場所が暗く、適切なシャッタースピードで暗い写真になる場合は、ISO感度を上げる
・ISO感度を上げるとザラザラした写真になるので注意が必要
・絞り値(F値)の低いレンズを使うと、暗い場所でも明るい写真が撮りやすくなる
また、ここではブレない写真撮影の方法を紹介しましたが、
全くブレないよりも、多少ブレた方が躍動感がある写真になる場合もあります。
シーンに合わせた選択も必要となります。
そういった考え方で、自由な感覚で自分のノウハウを作りましょう。
そうすれば、シャッターチャンスを逃さず納められるようになりますよ!
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